先週辺りから、ウグイスが鳴いている。まだ上手に一節鳴くことが出来ないのが、早春の候と改めて感じる。中旬まで南天の実があったのだが、ヒヨドリの集団がやって来て、喧嘩しながらあっという間に丸坊主にしてしまった。よっぽど食べる物が無いらしい。
以前、白菜を育てた事があったのだが、ヒヨドリに食べられてしまうので、植えることをやめてしまった。毎日ヒヨドリのサラダバーみたいになってしまったのだ。窓側の視線から隠れるようにして食べていたが、ヒヨドリの声はとても大きいのでバレバレである。しかも喧嘩っ早いので、可愛さのレベルが段々下がってしまう。うるさい人を見ると「ヒヨドリみたいな人だな」とつい連想してしまう様になってしまった。
メジロは花の蜜を吸うのが好きなので、顔が花粉で黄色い姿が愛らしい。メジロは好きな色の一つなので、見掛けるとなんだか嬉しい。
トピは鳥の声や姿に敏感である。見掛けるとすぐに追いかけようとする。広い公園の芝生にも野鳥が居るのをよく見かけるが、しょっちゅう追いかけている。すぐに紐の長さが一杯になり、お互いガクンと衝撃がはしる。こちらが油断している時にこの衝撃が来ると、紐を離してしまいそうになる。チャレンジ精神には感服するが、届かない事を学習して欲しい。テリアの本能としては、発見したら取り敢えず追いかけてみるというのは、正しい反応なのだが。しかし、ストレス発散にはなっているのかもしれない。
夜にフクロウなのか夜鷹か、「ホー、ホー」という鳴き声がする時がある。トピはこの声にも反応して吠える事がある。注意をするのだが、何かと色々気が付く海賊なのである。