2021年8月26日木曜日

コロナ第5波

コロナは相変わらず猛威を奮っている。ワクチンの予約がやっと取れたのだが、9月の中旬になってしまった。随分ワクチンが不足しているらしい。 

秋雨が長期間続いたので、熱中症にならずにすんでいる。雨の合間に散歩に出掛けているが、散歩の時間が短くなっている。トピが途中でバテてしまうのだ。なので夏太りになりやすいらしい。


風が吹いている涼しい時間を狙って、防災公園に出掛けているが、滞在時間は30分ぐらいだろうか。とは言え、嬉しそうに走り回っているので、トピにとっては気分転換になっている。

公園に行った日の夜は爆睡している。程よく疲れるらしい。まだまだ若いので広い所を走らせてあげたいのだが、場所が限られている。散歩コースに防災公園のような場所があれば毎日でも連れて行ってあげたいのだが。普段は近所をぶらぶら歩くだけなのでトピとしてはあまり満足していないだろう。しかし散歩コースを決めるのはトピなのだが。毎日コースが違っているのは、好奇心が旺盛なのか、単に気まぐれだからなのか。散歩時間の殆どは、クンクンと匂いを辿って歩く事に費やされている。たまに溝を覗き込んで見たり、気になるワンコの家を訪ねてみたりしている。


散歩の終盤に近所の友人宅の前を通る。タイミングが合えば少しお喋りするのだが、その時に小石を食べるフリをしておやつをおねだりする。

小石を食べさせないようにオヤツを取り出すのを覚えてしまったのだ。

食いしん坊キャラに変身して、際限なく要求するので困ってしまう。ポシェットに入れているおやつの袋を隙あらば咥えて取り出すので毎回叱るのだが、友人と話している時はこちらの対応が少し甘くなるのを、学習しているので、ここぞとばかり調子に乗っているのだ。くびれが無くなってしまわないかと心配でならない。



2021年8月10日火曜日

恵みの雨

 恵みの雨のお陰で、気温がグッと下がった。トピの足取りも軽くグイグイ進んで行く。いつもはあまり行かない道へと足を向ける。民家がなくて、途中に牧場がある。しかしアップダウンが激しいので、散歩のルートとしては些か気が進まないのだが。久し振りの涼しさにトピの好奇心が刺激されたらしい。暫く歩みを進めると、昨日の雨で大きくなった池が目に入った。表面は緑の植物にすっかり覆われている。しかし急に大きな牛蛙の声が聞こえてきた為、トピの足がピタリと止まる。真剣な顔で辺りの音に集中していたが、急に方向転換して家の方向に戻り始めた。どうやら、トピは牛蛙が苦手らしい。姿は見えないのに不気味な鳴き声が不思議なのか、時折この声が聞こえてくると、すぐに方向転換して家に戻ってしまうのだ。


子供の頃は田んぼに近い所に住んでいたので、夜に窓を開けて寝ようとしたら、牛蛙の大合唱で寝不足になりそうになったものだ。今は夜でもエアコンを付けっぱなしにしているので、窓を開けて寝ない。虫の声を楽しむような風流な暮らしとは無縁である。


平安時代の短歌などを詠むと人や自然に対する機微に心底感心してしまう。今の季節は、朝の散歩の後は庭の花や菜園に水を撒いている。咲いている花や食べ頃の野菜に、一喜一憂しているぐらいで、俳句や短歌を認めようとは思わない。なので風流に対する憧れは強い。

まぁ、出来る事をキチンとしようとは心掛けているのだが(例えば草取りや掃除など)最近は程々にするようにしている。あまり頑張りすぎないようにしないと疲労が溜まらないようにするコツである。


散歩の後、足を洗ってご飯を食べた後、とりあえずトピは昼ぐらいまで爆睡している。マイペースな海賊なのである。