2020年12月17日木曜日

寒波がやって来た

 寒波がやって来た。小さな畑のナスと万願寺シシトウは一晩で葉が萎れてしまった。温度計をみて、10度近くになったらエアコンをつける事にした。

夜の冷え込みはタイマーセットで対応している。2時になったら1時間30分19度でエアコンがつくようにしている。真冬でも室内の温度は10度以上、下がる事は無いのだが、犬にとっての適温は20度前後らしい。しかし、あまり外と温度差が激しく過ぎるのは良くないと思うので、朝の気温が低過ぎる場合は、5度以上になってから散歩に行くようにしている。


昼間はウッドデッキで日向ぼっこしていたのだが、寒過ぎると外には出たがらない。飲み物も温かいのが飲みたいらしい。人も温かい飲み物が飲みたいので、電子レンジでコーヒーや紅茶を熱々に温めなおしていると、早速トピが飲みたいアピールをしてくる。寒くなると水分補給をしなくなってくるので、トピもご相伴に与っている。


防災公園はとても広いのだが、遊歩道はだいたい把握できたと思う。毎回少しずつでも違う道を歩くようにしている。時間的に1時間から長くて1時間30分くらいを歩いているが、最初の30分は嬉しすぎてトピはダッシュする。紐の長さが8メートルなのでせいぜい16メートルを匂いを嗅ぐ為に立ち止まった地点から、先に歩いている人を追い越して少し先までダッシュというのを繰り返している。


30分ぐらい経つと少し疲れるのかダッシュはしないが紐はギリギリまで引っ張り出して先を歩いている。5秒に一度くらい後ろをチラッと振り返るところがトピの可愛らしいところだ。こちらがちゃんと付いて来ているかどうか心配してくれているのだろうか。一応、「ゆっくり歩いて」「右だよ」と声掛けしている。公園ではこちらの指示に従ってくれる。普段の散歩の時よりも物凄く良い子だ。家の側にこんな公園があれば毎日でも利用するのだが。


公園からの帰り道、視野が見やすいように感じる。色々な意味でお互いストレス解消になっている。なんとなく慌ただしい気分になってしまう時期だが、なるべく公園まで足を伸ばそうと思う。


2020年12月7日月曜日

師走の脱走


もはや師走である。朝晩は冷え込むが、日中はまだそれ程寒さを感じない。

前回、階段で滑って尻餅を付いてしまったと記載したが、まだ痛みは続いている。最初は打ち身の筋肉が痛かったのだが、筋肉の痛みが引いてきた頃に、尾骶骨が痛くなってきたのだ。骨の痛みは遅れてやって来るらしい。湿布を貼るべきか悩んだのだが、応急処置として遠赤外線の出るカイロを貼る事にした。

普通のカイロと違って、遠赤外線とやらが出るカイロは肩凝りや腰痛にもとても良く効くので冬になるとちょくちょくお世話になっている。2~3日でやっと痛みがひいてきて、ちょっとホッとしている


先日、トピが我が家から脱走する事件が発生してしまった。客人を見送る際、確認せずに家族がドアを開けてしまったのだ。

アッという間に走り去ってしまい、姿を見失ってしまった。1時間ほど近所を探した所、トピの吠える声が近くの空き地から聞こえて来る。口笛を吹いて暫く待っていたところ、やっとトピの姿を確認。しかし、自由を満喫したのか、なかなか捕まらず。近所の方にも迷惑を掛けてしまった。最後はおやつ作戦で、やっと捕まえることが出来たが、体力的にも精神的にもかなり堪えた。


コミュニケーションがきちんと取れていると思っていたのだが、今回の件で猛反省をした。もう少し厳しく接する事にする。

早速、寝る場所を別々にする。ソファの上に電気マットを置いているのだが、その周りを毛布で囲む。夜も寒くないはず。人のベッドには上がれないようにした。(高さが変えれるベッドで良かった)暫くは、カリカリと引っ掻いていたが、こちらが相手にしてくれないことが分かると、さっさと自分の寝床に行ってしまった。


静かにこちらが怒っていることを伝えなければ、我儘な性格になってしまう。

早速、次の日には効果が現れた。散歩の時にグイグイ引っ張ることが多かったのだが、程良いペースで歩く事が出来る様になったのだ。いつまでこの効果が続くのか分からないが、暫くは海賊が形を潜めてほしいものだ。



2020年11月25日水曜日

石窟

 朝の散歩をさぼる代わりに午前中に防災公園に出掛ける事にした。トピに「今日は車でお出掛けして公園に行くよ。」と伝えるとすぐに理解したのか、トイレに直行してさっさと大と小を済ませた。こちらが朝食を食べている間も急かしてくる。8時過ぎには出発した。

防災公園はとても広いのと時間に余裕があったので、石窟まで200mという看板がいつも気になっていた初めての道に行ってみることにした。思った以上の下り坂である。そして急な階段。雨上がりだったので、少し嫌な予感がしたのだが、トピが張り切って歩いていく後ろ姿を見ると、途中で引き返すのも興醒めなのでそのまま進む事にした。


急な階段を慎重に降りていたのだが、あと3段というところで油断してしまった。グイッと引っ張られてタイミングで尻餅を付いてしまった。しばらくの間、痛みで立ち止まっているとトピが心配そうに顔を覗き込んでいた。多少お尻が痛いが歩行には差し支えなかったので、そのまま石窟まで進んだ。


小さな小川が流れており、石窟にも水が溜まっていた。小さな祠が祀られている。なかなか風流な場所である。飛鳥時代に二人の皇子が隠れ住んでいたらしい。こんな辺鄙な所に住んでいた事に驚いたが、瞑想するには良い所だし、里にも近いし案外住みやすかったのかも知れない。十年ぐらい隠れ住んだ後、二人の皇子は天皇に返り咲いたらしい。宮中の暮らしは華やかだけど人間関係とかで煩わしいとか思ったりしたのかなぁと、勝手に想像してしまった。


車の方に戻る道中、古墳が移築されている場所に着いた。

だいたい古墳は見晴らしが良い場所にある。好奇心が旺盛なので、

色々失敗も多い。でも新しい発見に出会えるワクワク感には叶わない。なんだかんだで2時間ぐらいの散歩になった。

流石にトピも疲れたらしく、帰宅して足を洗って体を拭くと、

寝床に直行していた。ちょっとはダイエットになったかな?



2020年11月17日火曜日

紅葉

 紅葉が随分進んで落ち葉となり、地面でサクサクと音を立てるようになってきた。公園ぐらいしかお出掛けしていないのですが、紅葉が美しく目の保養になる。


最近夕方が近づくにつれて、眼精疲労を感じるようになってきた。何年も眼鏡を新しくしていないので、久しぶりに新調することにした。元々近眼で乱視なのだが、年齢的に老眼も入ってきているかと心配したのだが、まだ老眼ではなかったので少しホッとした。車を運転するのにもう少し遠くが見えるように度を上げてもらった。仕事をする時、細かい作業の時は拡大鏡を着けている。

眼鏡屋のお兄さんのアドバイスによると焦点距離の調節が以前より上手くいかなくなってきているので、途中で遠くを見る休憩を入れた方が良いとの事。なので作業がひと段落した時は、目の保養も兼ねて公園に出掛けることにしている。


先日の日曜日はいつもの駐車場が一杯になっていた。家族連れやサッカーの試合などで多くの人で賑わっている。何かトラブルになってはいけないので、離れた場所の駐車場に移動した。


トピは公園に向かう車中で、ウロウロ落ち着かない。以前のアンリが使用していた車用のボックスがあるのだが、トピに齧られているので補強も兼ねて四角いタライを購入した。値段も安く(¥1904幅770×奥行585×高さ295mm)丈夫なのと以前から使用していたボックスがすっぽり入る。後部座席の右側に紐で固定して後部座席の半分を占領している。


運転中、コーギーのアンリは大人しくボックスにいた(彼女も窓を開けるスイッチをよくいじって開けようとしていたが)信号待ちをすると、トピはボックスからピョンと飛んで、すぐに左側の窓際へウロウロする。その都度怒られるのだが(毛が散らばるので掃除が大変なので、なるべくボックス内に収まっていて欲しい)。とにかくジッとしていない。運転中はタライのヘリに足を乗せて窓の外を眺めている。


公園に行かない時(買い物)でも車に乗りたがる。ドライブが好きらしい。用事で1時間ぐらい出掛けると、疲れるのか夕方の散歩には行かなくても良いらしい。

電池切れみたいな感じでさっさと寝てしまうのだ。

好奇心が旺盛過ぎるのも心配なのだが、腕白ぐらいが良いのだろう。

2020年11月6日金曜日

ワクチン接種

 11月に入ると菊や石蕗、秋桜などの花が咲き始める。朝は気温が10度以下になり、長袖の羽織物が必要になってきた。トピは寒いからといって洋服を着せていないが、くつろぐ場所はモコモコした物の上に座っている。布団乾燥機が好きなので、スイッチを入れると他の部屋に居ても、慌ててやって来て布団乾燥機の側を陣取っている。


昨日は十種ワクチン接種に動物病院に行ってきた。このワクチンの中には、犬コロナウィルス感染症も含まれている。狂犬病の予防接種以来、半年振りだ。

車から下ろすと、トピは頑固拒否と這いつくばって動かない。仕方がないので、抱っこして強制連行する。空いていたので、すぐに診察室に直行。診察台に載せると内弁慶トピはプルプルと震えている。注射だと分かっていたらしい。少し抵抗虚しく、あっさり注射された。そして「体重8.9キロなのでダイエットして下さいね」と先生に笑顔で注意されてしまった。


車に載せるとすぐに海賊復活である。先程のしょぼくれていたのが嘘のように随分横柄な態度である。「プルプルしていたのは誰かな?」と聞いてみると、早く車を出せと吠えられた。

ちなみに、防災公園に行く途中に動物病院があるので、途中まではかなり興奮気味だったのだが、動物病院の駐車場でテンションが一気に下がってしまった。


3日程は激しい運動とお風呂は禁止という事なのだが、公園に行かないとストレス発散できないので、お出掛けする事になるだろう。




2020年10月24日土曜日

腹天で寝る

 朝は随分冷え込むようになった。首には手拭いを巻いていたのだが、保温と汗拭き兼用のタオルに変えた。ちょっとしたマフラー代わりになる。歩き始めは寒くても、暫く歩くとすぐに汗を掻くので、あまり厚着しない。

最近、トピのハーネスとリードを新調した。ネットで購入したのだが、リードはちょっと失敗したかもしれない。トピが齧るので、丈夫な物にしようと考え、幅35mm、長さ250mmの肩から掛けるタイプのリードなのだが、重いのと手で引っ張り難い。軍手を着用するとか、何か工夫が必要だ。慣れるまで少し時間がかかりそうだ。


トピは毛が中途半端に長いが、あまり密度は無いので、少し寒がりだと思う。先日ネットで、犬のあるあるが掲載されている中で、ダックスフントがシングルベットの真ん中で寝る為、飼い主さんが隅っこに追いやられて寝づらいので、セミダブルベッドを購入したところ、ダックスフントが縦から横に寝るようになり、飼い主さんは以前と変わらず、窮屈に寝ていると。どこも似たり寄ったりの状況なのだなぁと、苦笑した。


気温が下がるにつれ、トピの寝るスペースが段々こちらに寄ってきている。

暖房器具はまだ出していないので、人を湯たんぽ代わりにしてくるのだ。布団の上に乗られると、寝返りし辛い。なので布団の掛け方も工夫が必要になってくる。たまに布団を剥がされて、寒くて目が覚める時もあるので、注意が必要だ。上に乗っかって寝ていて更に寒い時は、布団の中に潜って来る。うっかり蹴飛ばさないよう気を使う。

トピの寝姿はだいたい横になって寝ていて、たまに腹天で仰向けになっている。無防備過ぎるのではないかとこちらも呆れてしまう寝姿だが、羽毛布団を出したので、フカフカ具合を楽しんでいるのかもしれない。








2020年10月13日火曜日

ひっつき虫


 彼岸花が咲き終わった。花が枯れると後から葉っぱが生えてくる。不思議な花だ。しかしとても心惹かれる花でもある。咲く期間が短いから余計に待ち遠しいのかもしれない。特にあの赤色は鮮やかだけど深い赤でもある。

秋明菊は結構長い期間咲いてくれる。繁殖力が強いので地植えにする場合は注意が必要だ。あまり増えないよう、植木鉢ごと地面に植えている。桃色と白色の2色あるが、風に揺れながら咲いているのは、なかなか風情がある。


この時期になると、散歩では草むらに入らないよう注意しなければならない。トピの体に草の種が引っ付いてしまうからだ。ひっつき虫と呼ばれる種のおかげでマジックテープという発明品も生まれたのだが、特に三角形の種(アレチヌスビトハギ)は引っ付くと、取るのに苦労する。サイズは5、6ミリで3個ぐらい連結している。ちょっと草むらに顔を突っ込むだけで顔じゅう種まみれになっている。しかもチクチクして痛いのか、すぐに座り込んで何とかして取ろうと必死である。こちらも、その都度取ってあげるのだが、毛ごと引っ張ってしまい、申し訳ないのだが、痛い目に合わせてしまうのだ。


先日も防災公園に出掛けたのだが、この厄介な種が思った以上に生えている事に気が付いた。なるべく近寄らないようにしているのだが、そこら中にあるので、どうしても引っ付いてしまう。足とか体に付いた種をトピは自分で取ろうとするのだが、顔に付いたものは、なかなか取れない。眼球を傷付けたら、大変なのでその都度取ってあげるのだが、散歩の楽しさが半減してしまったようだ。

家に帰ってブラッシングすると、割と簡単に取る事が出来たので、次回からはブラシ持参で出掛けようと思う。


その晩の事だが、ハーネスを机の上に置いていたのだが、トピが見つけてガジガジと噛んでしまった。紐が千切れそうになっている。裁縫箱を取り出し、太い糸で補修する事にした。あちこち擦り切れてきたので、ぼちぼち新調しないといけない。次回は頭から被らなくて良いデザインにしようと思う。なぜなら今でもハーネスを着用するとき、おやつを一口食べないと、輪の部分に頭を通してくれないからだ。脱ぐ時も、耳の部分に引っ掛かるのが嫌らしい。毎日着けるのだから慣れるかと思っていたのだが、なかなか気難しい所がある。ただ単に、おやつが欲しいからかもしれないのだが。だとしたら、なかなかの知能犯である。


2020年10月4日日曜日

中秋の名月


10月に入り、朝は肌寒くなってきた。そろそろ半袖ではなく長袖に衣替えしなければならない。

金木犀の香りが清々しい。昭和の時代では、金木犀の芳香剤が流行っていた。今では、薔薇や柑橘系、ミントやラベンダーなどのハーブ系と様々な香りがある。特に柔軟剤の香りは驚く程進化した。あまり強い香りは苦手なのだが、「心やすらぐ陽だまりの香り」という商品を使用していた時期がある。これといった特徴はないのだが、陽に当てた洗濯物の香りのような、懐かしい感じが気に入っていた。


洗濯物を畳んで、箪笥に収納しに行っている間に、残っている積み上げた洗濯物をわざと崩すという癖がコーギーのアンリにはあった。特に気に入っていたのはタオルの山を崩す事だった。とはいえ、この事について、アンリを怒ったりはしなかったと記憶している。トピと違ってイタズラをあまりした事がなかったから、可愛らしい事をしているなぁと。アンリが好きなことは干した羽毛布団を四つ折りにして置いておくと、こっそりその上で寝る事だった。おそらく、雲の上で寝ているような感覚だったのではないだろうか。


中秋の名月、本当に美しい。絵に描きたいぐらいだ。夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳したとか。ロマンチストですね。今も昔も月に対して憧れを抱く人は多いはず。

月の裏側を想像するだけで、ワクワクしてくる。お酒が飲めるなら月見酒を楽しみたいのだが、残念ながら下戸なので団子を食べるくらいだ。


栗が収穫を迎えている。川西市では千年以上前から「銀寄」という栗を栽培しているとか。実は仕事で使用している「錫寄」というネーミングは、この栗からあやかったものである。昔から人々に愛されてきた大粒で甘い栗。我が作品もそんな物になって欲しいと願っている。


週に2回ほど、防災公園に出掛けている。昼間はまだ暑く感じるが、トピの興奮具合からして、まったく気にならないらしい。途中でお水休憩を取るのだが、あまり休むことなく、すぐに歩き出す。スタミナ切れにならないで小走りに走り出す姿は若さが溢れている。


帰りの道中、田んぼの稲穂に目が奪われる。黄金色の田んぼと土手に咲く赤い彼岸花のコントラストがとても美しい。雀が飛んでいる。稲穂からご馳走を食べているのだろうか。

2020年9月21日月曜日

彼岸花

 今年は彼岸花の開花が遅れている。まだ台風は関西には上陸していないが、台風の規模が年々巨大化してる。台風の前は、物が飛ばされないように家の周りを片付けるのだが、嵐の後は色々な物が飛ばされている。道の上に落ちている結構大きな枝や、看板、ゴミなどを見ると家にぶつからなくて良かったと胸を撫で下ろす。最近は老朽化したカーポートの屋根が飛ばされるのが問題になっていると自治会だよりに載っていた。

朝は、肌寒いぐらい涼しくなってきた。トピにとっては、このぐらいの気温がちょうどいい。足取りからしてウキウキしているのが伝わって来る。


久し振りに、防災公園に出掛けた。トピの興奮が激し過ぎる。車の中では座席をよじ登ろうとするので、きつく叱る。ジッとしてられないらしい。公園の方向へ曲がると、更に興奮度合いが上がる。


公園に到着してから、ハーネスを装着するのに手間取る。お水を飲ませて、少しクールダウンさせる。周りに人がいないのを確認してから歩き出す。

物凄いテンションで走り出す。普段の散歩ではなかなか走ることが出来ないので、ちょこまかとあちこち忙しなく走り回る。手入れの行き届いた公園なので、草も短く刈られているので、トピも走り易いのか、なるべく草の上を歩きたがる。伸縮リードは8メートルまで伸びるので、行きつ戻りつで普段の倍は距離を歩いている事になる。


トピの口角が上がっているところを見ると、本当に嬉しくて仕方がないというのが伝わってくる。勢い余って足に体当たりされてしまったときは、足首を捻挫したかと冷やっとした。流石に、体当たりは危ないとトピに説教した。


途中で水分補給休憩を取る。半年前は坐骨神経痛で歩けなかったのを思い出すと、 しみじみ歩ける事に感謝する。靴も昔から履いていたドイツ製の紐ぐつにして良かった。

足に合わない靴を履いていると、色々不具合が出てくる。

4時ぐらいに公園に来たのだが、たくさんの犬が散歩していた。特に大型犬が目に付く。

運動量が必要なので、広い公園は散歩にピッタリだ。色々な場所があるので、とても楽しい発見がある。

1時間30分程、公園を歩いた後、帰宅した。トピも満喫したのか、疲れたらしい。晩御飯を食べたら、あっという間に寝てしまった。



2020年9月14日月曜日

オヤツという宝

 9月も中旬となると気温も下がり、朝は25度を下回るようになった。気温が下がるにつれ、散歩の距離も延びている。暑い時期は、3500歩前後だったのだが、40005000歩となり、時間にすると50分ぐらい歩いている。

坐骨神経痛も随分良くなってきており、痺れも1~2割ぐらいになってきた。

NHKで最近の治療法を紹介している健康番組があるのだが、とても勉強になるのでなるべく視聴するようにしている。


関節痛について原因、予防や治療方法を紹介している中で、関節の痛みに大豆イソフラボンが効果があるとの事。豆製品は好物なのだが、大量に摂取するのは難しいので、早速サプリメントを取り寄せて摂取することにした。お値段も90粒で¥500ぐらいとお手頃なのも有り難い。

効果は思った以上だった。飲み始めてから1ヶ月は経過しているが、朝の散歩でもほとんど痛みが出ないので、姿勢も真っ直ぐに近い状態に戻ってきた。痛みが酷い時は、途中で休憩しないと歩き続けられなかった。歩くスピードものろのろしており、トピには申し訳なかった。(遅過ぎて、怒りの飛び蹴りをくらわされていた)


先日、散歩の途中で上品なご婦人と道中一緒になった。散歩がてらコンビニに寄られるまで、暫くお話しさせてもらった。コロナウィルスの影響でなかなか友人とも会えない事や、坐骨神経痛の話で盛り上がった。

特に坐骨神経痛の話は、今まで試してきた事、サプリメントの事など、

同じ痛みを知っているからこそ、色々アドバイスをする事が出来た。

「一期一会」は、本当に大切なひと時の出会いである。素晴らしい出会いに感謝である。


最近のトピはシーツもビリビリにする事もほとんどなくなり、随分お利口さんである。しかし、雷様は相変わらず苦手らしい。コーギーのアンリは雷様が平気だった。むしろ、音がうるさいと怒っていたぐらいだ。さすが、小さなナポレオン、我が辞書に負け無しである。気の強さは性別関係無しなのかもしれない。トピが雷様に勝てる日が来るのであろうか?偉そうに吠えてくる時に、雷様がきた時にもそうやって吠えられるのか?と言ってみたところ、少しだけ神妙な顔になりおとなしいふりをしていた。食べ物に関する単語は頗る覚えが早い。休憩中のおやつに塩キャラメルを食しているのだが、トピにもこの存在を知られてしまった。なるべく居ない時にしか食べないようにしているのだが、置いている場所を知られてしまっているので、しつこいアピールに負けてしまう。流石は海賊、オヤツという宝のありかも把握しているのだ。






2020年9月4日金曜日

雷様

 9月に入り、空も鱗雲が広がり暑い中でも秋の気配を少しずつ感じる。雨が降ると気温も下がる。しかし、熱帯夜が相変わらず続いている。少々夏バテ気味である。

今年の夏は去年と違い、朝の散歩は休む事なく行っている。トピの体力が上がっているからだろう。ハァハァと舌を出しながらも途中道に座り込む事なく歩き続けている。


小学校の飼育小屋に居る兎を見ることが最近の楽しみになっている。朝日が昇る前の時間帯に通り掛かると、兎が走り回っているのだ。今まで日中にしか通り掛かった事がないので、活発に動き回る姿を見た事が無かった。以前は3匹いて、2匹はとても仲が良く引っ付いているのだが、1匹は仲間外れにされていて、ぽつねんと隅っこにいるところを目撃していた。

最近、別の飼育小屋に2匹は移動になったのか、道路に近い小屋には1匹だけになってしまった。しかし、以前は肩身が狭い環境だったのか、伸び伸びと駆け回っている姿をトピは飽きもせずに暫く眺めている。休憩も兼ねているのかもしれない。


3時におやつ休憩をしていたら、雷のゴロゴロいう音が聞こえてきた。のんびりコーヒーを飲んでいたのだが、いつもおやつをねだるトピがいない。どこに行ったのかと探してみると、仕事部屋の防音室の中にいた。ハァハァと息遣いも荒い。どうしたのかと声を掛けると、ノロノロと外に出てきた。どうやら雷の音が怖かったらしい。内弁慶だなぁと笑ってしまった。今まで平気だったのに急にどうしたのかと少し心配になったのだが、雷が近過ぎて迫力のある音にビビったらしい。海賊らしくない態度だったが、たまには怖い物があるのも良い事かもしれない。仕事中の金槌の音にも平気で寝ているのに。ちょっと残念なトピである。




2020年8月29日土曜日

入道雲

 8月も終わりに近付いた。入道雲を見ると、ギリギリまで宿題を終わらせなかった子供時代を思い出す。計画的に仕事が出来るようになる大人になれれば良かったのだが、相変わらずである。最近は締め切りに追われる事が少なくなったおかげで、じっくり腰を据えて製作する時間が増えている。

新しいデザインや技術に挑戦することが以前に比べて減っている。美術館や色々な場所へ足を運ぶ機会がなかなか無い。好奇心が衰えた訳ではなく、インターネットで検索する時間が増えている。莫大な情報に晒されているが、物の本質に迫る眼力は余り鍛えられていないように感じる。


直接、触れて見るという事は想像以上に大切だ。偉大なる本物にしかないエネルギーを感じる時、自分にも製作意欲が湧いてくる。とても不思議な現象だ。

もう少し過ごし易い季節になったら、エネルギーを貰いに出掛けてみようかな。


トピはアイスクリームに対してかなり執着している。1日1本と決めていたのだが(夜に1回)、暑さに伴って朝にも欲しいとおねだりしてくるのだ。しかもしつこく吠えてアピールする。貰うまでは諦めない態度は、ある意味立派である(海賊らしいアピール方法だ)。

アイスクリームを食べた途端、スッキリした顔になり横になってしばらく休憩している。クールダウンとは正しくこの事を指す言葉だ。アイスクリームとヨーグルト、この単語だけは聞き逃さないトピなのだ。

    



2020年8月19日水曜日

水分補給を忘れずに

 まだまだ暑い日が続いている。日中はなるべく外出しないようにしているが、用事がある場合は仕方がない。夏にマスクをつけるのがこんなに暑いとは。化粧も日焼け止めぐらいしか、つけていない。散歩で既に日焼けしているので、美白とはもはや無縁である。帽子を被るぐらいだ。

梅雨明け以来、雨が降っていない。夕立も無い。一雨降って欲しい。毎朝、庭の草花に水遣りをすると、打ち水効果で涼しくなる。

しかし、打ち水効果も9時頃までで、うっかりすると熱中症になりそうになる。1~2時間毎に水分補給を忘れないようにしないといけない。


以前は冷たい飲み物はあまり体に良く無いと思っていたのだが、冷蔵庫にはお茶を常備している。寝る前と寝起きにもお茶を飲んでいる。


散歩から帰ってから家に入る時、トピは抱っこされてお風呂で足とお尻を洗い、タオルで拭いてから、家の中を自由に歩き回れる。

夏の時期は、住宅街でもダニが身体に付いている場合があるので、薬は飲んでいるが、念入りにチェックしている。


朝早過ぎると、犬のお友達にもなかなか会うことが少ない。25度ぐらいだと散歩している犬の数も増える。久しぶりにトイプードルのモモちゃんと会った。少し年上のやんちゃな男の子だ。テンションが上がっている。暫く2匹で戯れていた。家に帰るまでテンションが上がりっぱなしだった。やっぱり友達と遊ぶのは楽しいに決まっている。もう少し涼しくなって来たら、友達に会うのも増えるだろう。また大きな公園にも遊びに出かけたいものだ。


2020年8月10日月曜日

お盆

 散歩の途中、道には様々な物が落ちている。ゴミも残念ながら落ちているのだが、最近は蝉の幼虫の抜け殻や寿命の尽きた蝉をよく見かける。

蝉は数年から十数年くらい地中で過ごし、成虫になってから1週間ぐらいの寿命と言うのが定説だったが、2019年に高校生が実際には10日以上、種によっては1ヶ月ほど生存することを突き止めたそうだ。

このニュースを知ってからは蝉も夏を謳歌しているのだなぁと、以前のようにあまりセンチメンタルにならなくて済むようになった。


今年の夏一番、びっくりした事は、道にモグラがひっくり返って死んでいた事かもしれない。掌ぐらいの大きさで身体のサイズに比べて大きな手。小学生の頃、近所に住む子がモグラを丸いタライの中で飼っていた。その時以来見るのは久しぶりかもしれない。そして不思議だったのは近くに田んぼや畑は無く、強いて言えば雑木林があるくらいの場所の道路でポツネンとひっくり返っていた。幸いトピには気付かれなかった。カラスが運んできたのだろうか。それとも自分で歩いてきたのだろうか。


散歩の途中で様々な生き物に出会う。いつ見ても美しい昆虫と言えば、玉虫だ。今も昔もあの煌めきは宝石にも劣らない。以前、玉虫厨子を拝見したことがあるのだが、厨子の内側前面に貼り付けるためには、かなりの数が必要だったはず。執念と尊敬の意を感じずにはいられない独特の存在感があった。


正倉院の宝物や、超絶技巧な作品を見ると、こちらの魂まで吸い取られてしまいそうな魅力がある。当時の職人は失敗の許されない、命懸けで製作していたのだから、言葉では言い表せないぐらいだ。

年々、技量は上がるのだが、体力と眼精疲労は増すばかりだ。ちょっとしたジレンマではあるが、無理せず継続する事に意義がある。


お盆の季節、暑いとは言いながらも、朝の風に秋の気配を少し感じるようになってきた。トピのシーツビリビリ破りは治ってきた。トピの睡眠サイクルは2時間ぐらいで起きるので、合間になるべく遊んであげるようにしている。(こちらもついでに水分補給している)きちんと向き合う事が大切なので、なるべくトピには何がしたいのかと本人の意思を尊重するようにしているのだが、イタズラは相変わらずである。

海賊の手の内に引っかからないよう、こちらも真剣勝負だ。


2020年8月4日火曜日

吾唯知足

蝉時雨で更に暑さ倍増ですね。今年の梅雨明けは例年より10日遅れだそうですが、連日30度越えは当たり前になってしまいました。夜も熱帯夜で寝苦しい。寝室にはクーラーが無いので冷風機を部屋の入り口に置いて、2時間だけタイマーをセットして寝ている。


朝の目覚ましはトピの顔舐め攻撃からスタートするのだが、段々早くなってきている。4時前後には起こされてしまうのだが、こちらもすっかり朝型になってしまった。


早朝でも気温が26度以上になってきた。散歩の道中、行きは下りで楽なのだが、帰りは上りになるので、後半はどうしてもバテ気味になる(トピはスタミナが十分ある)。汗だらだらかきながら帰宅する。トピは20分ぐらい休憩すると元気が復活する。


菜園や花壇に水やりしたり、草取り剪定をするとあっという間に7時過ぎになっている。

最近、「足を知る」という言葉がとても気になっている。龍安寺のつくばいの「吾唯知足」も素晴らしい。


散歩の途中、住宅地の中を歩くと様々な庭に出会う。私の好みの庭は、基本的に雑草が無い事。きちんと剪定されている事。

日本庭園風だろうが、イングリッシュガーデン風だろうが、雑草が蔓延っていると興醒めである。また、欲張って植え過ぎないというのも重要だ。


段々年を重ねるにつれ、欲張らない事の重要性を常々感じている。

人それぞれ美意識が違うのは当たり前なのだが、手に負えないぐらい植栽するのは如何なものかと。せめて雑草ぐらい抜いて欲しい。

剪定後の葉っぱは、コンポストに入れて堆肥にしている。大雨の後、ミミズが畑から沢山出てきたので、回収してコンポストに入れたところ、堆肥になる時間が短縮された。


最近のトピは、散歩の後すぐに家に入るようになった。外が暑いというのを理解したらしい。車も暑いのでお留守番の時間が増えている。

お留守番が増えると、靴をかじられてしまう被害が発生してしまった。

お気に入りの靴だったのでショックだったが、接着剤と端切れの革で手縫いで何とか修復して履いている。

靴は出しっ放しにせず、靴箱に直ぐに収納する習慣を忘れないよう努めている。海賊に隙を与えずだ。


ペットシーツのイタズラは相変わらずなのだが、人間の知恵でペットシーツの裏に除菌水をスプレーしてから敷く事にした。表面張力でピタッとひっつくので咥え難い。海賊との知恵比べである。


2020年7月21日火曜日

2歳になりました

7月20日でトピは2歳になった。


これから夏本番、暑い日が続く事になるが、トピの姿を見ていると「はちゃける」という言葉が思い浮かぶ。早朝から元気はつらつである。


散歩とご飯が楽しみでしょうがない。なので起こし方も遠慮が無いというか、強引になってきた。こちらが起きるまで、顔舐め攻撃、乗っかり攻撃、噛み噛み攻撃と段々手荒になっていくので(海賊としては朝飯前なのだ)こちらも起きざるを得ない。


朝のお出掛け前の用事をソファの上から眺めている。散歩に行く直前に、ご飯の用意をする。浅めのガラスの器(重みがあるので安定性があるのと、洗い易いので衛生的)にドライフードの上に、とろみのある半生タイプをかける。胃の消化の為には、散歩の後に食べて欲しいのだが、散歩の前に食べる。


食事の合間のおやつも楽しみにしている。歯の事を考えると、あまり硬いタイプの物(牛の蹄やアキレス腱)は、今後はやめる事にする。しかし相変わらず噛み噛みする事が大好きなので、ある程度噛みごたえのある物が必要だ。


気温の上昇に伴い、室内にいる時間が長くなっている。比較的夜が涼しい日はクーラーを切って寝ていたのだが、蒸し暑い夜は寝れないので、付けっ放しにする事にした。熱中症になる事よりも多少の電気代は仕方がない。


トピは以前はひとりで夜は寝ていたのだが、今はベッドで一緒に寝ている。いつから一緒に寝るようになったのか。去年夏頃からだったような気がする。最初はベッドに上げないように躾していたのに、しつこく吠えるので、根負けしてしまったのだ。トピ専用のベッドは今は一つだけになってしまった。しかし、寛ぎスペースは色々ある。ソファの上や、バスタオルを敷いている上など自由に好きなところで寛いでいる。


2020年7月15日水曜日

梅雨

今年の梅雨は、雨量が多い。コロナで学校の出席日数が足りていないのに、警報で休校になる日が増えている。


庭にトピがいる間、小学生の子供にチョッカイを出されていることがあった。隣人に野菜のお裾分けをした時、近況の事を立ち話していたのだが、トピが塀の隙間から覗いて軽く吠えていた。そこに3人の女の子がやってきて、トピにチョッカイを出し始めた。「お座り」「お手」など口々に叫んでいたのだが、トピは全く相手にしていない。隣人に挨拶をして家に戻ると、先程の女の子たちが、トピの気を引く為に、木の枝やら雑草を塀の隙間から投げ捨てたゴミに気が付いた。やれやれと思いながら掃除をする羽目になってしまった。


モラルの無い人々が増えている。残念な人達だなぁと思う事にしているのだが、菩薩様のように半眼で生きて行く(良い所だけを観るように心がける)には、私自身修行が足りないので、なかなか寛容になれない。


トピには子供と接触しないように注意している。見た目の可愛らしさに惹かれて子供たちが寄ってくるのだが(これ以上ゴミや食べ物など捨てられては困るので)「君子危うしに近寄らず」を心掛けている。


先日、雨間に、防災公園に出掛けた。公園の方に行く道だと分かると、トピのテンションも大いにアップする。公園に到着した途端、小雨が降り出した。いつもなら、雨に降られるのは嫌なのに、テンションが下がる事もなく、そのまま散歩する事になった。やっぱり広々とした所は気分も爽快になる。

しかし、若干濡れてしまったので、帰宅早々、お風呂に入れる事になった。次いでに口元とお尻周りをハサミでカットする。ちょっとだけ男前になったような気がするが、お風呂の後のアイスクリームのおねだりは(ジャンプアピール、ボディアタック攻撃、シーツ噛みちぎりアピールなど)やはり手強い、海賊トピなのだ。


2020年7月7日火曜日

悪戯

雨が降っている。トピには申し訳ないが、散歩はお休みだ。


最近のトピは、気に入らない事があると、トイレのペットシーツをビリビリに噛んで破るという悪い子になっている。

トイレの位置が、私が座る定位置から目に入り易いので、確信犯で悪戯をするのだ。トイレの失敗をしなくなったのに、怒られても悪戯をやめないのは、ストレスが溜まっているのだろう。しかしながら、雨の日の散歩はお休みなので、車でのお出掛けに連れていくしかない。


先日のハンディファンは大活躍している。強めの風量設定にしておくと、トピも待っている間は寝て過ごしている。噛んで破壊することもなく、涼しい風が吹いてくる物としてちゃんと理解している。

クーラーが1台しかないので、サーキュレーターを併用しているが、トピは風が来るところで寝ている時もあるので、既に慣れていたらしい。


トピの足先は割と大きいように思う。散歩の時に出会う小型犬の足先はちんまりして可愛らしい。足先が大きいと体も比例して大きくなると言われているので、子犬が成長してどの位のサイズになるかは足先で判断する。トピは足先が大きいお陰で物を良く掴む事が出来る。犬用ガムやアキレス腱、おもちゃなど上手く掴んでガジガジと噛んでいる。海賊としては当然なのだが。


トピはジャックラッセルテリアとして分類されているが、脚の長さと体格のバランス、そして大きさからどちらかというとパーソンラッセルテリアに近いような気がする。ジャックラッセルテリアはウェルッシュコーギーと交配された時期があり脚が若干短足だからだ。


肉球の色は体の色や模様が反映される。先日テレビ番組で、猫の肉球の色を紹介していたが、犬も同じである。トピの場合は9割ピンク色で、1割が黒っぽい色をしている。体の模様と同じ割合である。ちょっぴり不思議で面白い。


2020年6月28日日曜日

ヨーグルト

梅雨のシーズンは、雨が止んでいる時を見計って散歩に出掛けなければならない。湿度が上がると体温も上昇しやすくなる。早朝、5時ぐらいならまだ涼しい。


トピはドライブが好きなので、近所へのちょっとした用事には連れて行っているが、もはや30度を超える日もある。少しでも涼しく過ごしてもらう為に、ハンディファンを購入した。仕事場で作業する時、クーラーが無いのでサーキュレーターを作動させている。風が当たるだけで随分涼しく感じられる。気温が上がると、首に保冷材を巻いての作業している。風が当たるだけでも涼しくなるので、トピがハンディファンに上手く慣れてくれれば良いのだが、破壊しないか心配だ。

トピにも暑い時、保冷材を入れてあげたのだが、ガジガジ噛んでしまう。以前飼っていたアンリには全く噛み癖がなかったので、これは想定外の出来事だった。なので気温が上がる時間帯では留守番となる。留守番をした夜、寝る前にガジガジと噛んでくる。置いて行かれた事への抗議なのだろう。トピにも色々思うところがあるらしい。


夏野菜がぼちぼち収穫出来る様になった。胡瓜が毎日食べれるのはありがたい。ミニトマトも食べれるようになってきた。数が少ないので採ったら洗ってすぐに食べている。するとトピもすかさず催促してくる。トマトが好きなのだ。


最近、ヨーグルトを食べるようになった。乳酸菌というよりは、タンパク質を摂取する為である。トピもご相伴に預かっている。

1歳ぐらいまでヨーグルトをあげていたのだが、食べなくなってしまった。酸っぱい味が嫌いになったのかなぁとあげていなかったのだが、何でも真似をしたいお年頃なのか、また食べる様になった。メーカーが違うので、好みの味なのかもしれない。(あまり酸っぱくない)

紙パックの容器に入っているタイプなので、食べ終わった後、トピに容器ごとあげる。すると嬉々としてソファの上に持ち帰り、まずは容器の中のちょびっと残ったヨーグルトを舐めた後、紙の容器を分解するのだ。分解作業がとても楽しいらしい。

テリアとしての本能が刺激されるのかも知れない。バラバラになると興味が無くなり、ほったらかしにされている。去った後はすかさずゴミの回収だ。海賊としては満足したのかな?



2020年6月18日木曜日

ライバル

家から一番近い所にいるワンちゃんは、ペキニーズの男の子である。年齢は4歳前後だったかなぁ。トピはそのペキニーズのワンコをライバルと思っている。散歩でその家の前を通る時、必ずいるかどうかチェックするのだ。室内犬なので、滅多に庭に出されていないのだが、たまに居るのを発見すると、お互い興奮気味に吠えている。居なくても、トピはワフって軽く一声吠えてから通り過ぎる。自分の事をアピールしているらしい。ペキニーズは、道から70センチぐらい上からトピを見下ろすので、安全地帯からトピを相手にしているのだが、体は小さくても強気な態度なので、トピは気に喰わないのかも知れない。

散歩コースには色々なワンちゃんがいるのだが、吠えてくるワンちゃんにはトピも吠えて対応する。しかし、人の家の前まで来て吠えるのは失礼な事なので、トピには大きな声で挨拶してはいけないと声掛けしている。大きな声を出さなかった時は必ず褒めるようにしている。

徐々に外出も解禁されてきたので、久しぶりに会うワンちゃんが増えてトピも嬉しそうだ。しかし、会う人から「また大きくなったのでは?」と言われてしまうのだ。他のジャックラッセルテリアに比べてだいぶ大きいような気がする。おやつを控え目にしないといけない。

家の中でトピが大きな声で吠える場合は、外に人がいる時と、トイレを済ませた事の報告、何か欲しい物がある時というパターンだ。
トイレは他の部屋に居る時だけ、吠えて知らしてくれる。その場合は特に褒めるようにしている。色々、成長していると感心する時もあるが、気を引く為のイタズラにはまだ手を焼いてしまう。やっぱり海賊トピなのだ。


2020年6月10日水曜日

小さな来訪者

ミョウガを植えているところに、小さな来訪者がいらっしゃった。
トノサマガエルである。水辺から離れた場所なのに、随分遠くからやって来たのだろうか。害虫を食べてくれるので大歓迎である。

昔、薔薇の中にとても小さなカエルが住んでいたことがある。良い香りの薔薇のベッドで暮らすとは、風流なカエルだなぁと感心した。アンデルセンの親指姫は、カエルの求婚を断ってツバメの背中に乗せてもらい、王子様のところに連れて行ってもらったが、薔薇のカエルだったら友達ぐらいにはなれたかもしれない。
冬場は、勝手口の扉の隙間で寒さを凌いでいた。薔薇の咲く時期になると、気が付けば花の中に鎮座していた。

気温の上昇は、もはや夏日といっても過言ではない。30度を軽く超えている日があり、熱中症に注意が必要である。水分補給はマメにしないといけない。

トピの散歩も早朝5時になってきた。気温の上昇によっては家に早く帰りたがる。お互い無理は禁物だ。クールダウンにはやはりアイスクリーム。お腹を壊さないよう、ご相伴に半分だけあげるようにしている。あまり冷たいと体に良くないといわれているが、体温を中から下げるには、冷たい物も、もはや必然である。

今週から梅雨入りなので、雨の合間の散歩となるが、雨の日は騒音が減るのと(道路族が出没するので)野菜や草花が潤うので、心が落ち着く。トピには室内での遊びが増えてしまうが、あまりガジガジかじらないで欲しい。

2020年6月3日水曜日

トピの遊び方

曇りの天気だったので、防災公園に出掛けた。新しい靴のインソールにも少し慣れてきた。今回購入したインソールは少し変わった商品だ。「ベアフットサイエンス・インソール」という商品名で、アーチブロックという部品が、レベル1から7まであり、レベルによって高さとクッション性が違う。今回はレベル5から7の部品が付属している物を選んだ。症状によってレベルを少しずつ上げていくのだが、いきなり最高レベルの7を装着してみた。
散歩に行く時は少し緊張したが、すぐにインソールの効果を実感した。
歩き出すと、すぐに足の筋が突っ張る感じがして、腰が痛くなり、ゆっくりしか歩けなかったのだが、インソールのお陰で元のスピードで途中休憩する事なく、歩き続けることが出来たのだ。衝撃的なアイテムである。あれ程歩くのが辛かったのに、歩ける様になるとは!トピもテンポ良く散歩に行けて嬉しそうだ。
ストレッチやビタミン剤など色々試したが、まさかインソールが解決してくれるとは・・・。右脚だけ痛いので、やはり原因は浮き指なのかもしれない。左脚は全然痛くない。むしろ疲れ無い。しかし、次の日久しぶりに刺激を受けた所が、見事に筋肉痛になってしまった。でも、病院に行かずに治せそうなので、気分的にはとてもホッとしている。

トピの遊びは、取ってこいが1割、引っ張りっこが9割という感じがする。取ってこいは投げても持って来ないパターンがあるので、どちらかと言うと引っ張り合い(軽く引っ張って8割がトピの勝ち)が楽しいらしい。

古い靴下はトピのおもちゃに大活躍している。靴下の中にボロいゴムのおもちゃを入れて縛っているのだが、トピは靴下に穴を開けて、こっそり中のゴムのおもちゃを出すのが密かな楽しみとしている。海賊としては宝物発見という感じなのかも知れない。(しかし、さらにゴムのおもちゃを噛みちぎって散乱させている。)

2020年5月25日月曜日

毛虫襲来

今年は、毛虫などの蛾の幼虫の襲来が凄い。多勢に無勢である。毛虫は鳥は食べないらしい。毛が喉に詰まるのかもしれない。毛虫だけでなく、ネキリムシと呼ばれる種類の幼虫も物凄い数だ。庭の野菜や花が穴だらけである。なるべく駆除薬を使用したくないのだが、花壇の方の草木の根元にオルトランを撒いた。トピが歩きそうなところには撒かない様に注意が必要だ。ムカデも出現したので、家の基礎周りにもトピが行けない場所に薬を撒く。それにしても、こんなに沢山の毛虫を今まで見た事がない様な気がする。農作物に影響が出てなければ良いのだが。

青紫蘇の葉も食べる事を躊躇するぐらい、穴だらけである。スナップえんどう豆にも葉の裏に虫がついているので、毎日ハサミと焼肉用のピンセットで駆除している。
毛虫も死骸の毛が洗濯物に付いたり、トピの皮膚に付着すると皮膚炎になるかもしれないので、ピンセットで取って回収し、捨てている。地味に骨の折れる作業である。
しゃがんでいた為の筋肉痛と脊柱管狭窄症のダブルパンチで痛み止めが手放せなくなってしまったが、少しずつ改善している様な気はしている。足の浮き指も原因の一つなので、インソールを新しく注文してみた。トピの散歩がてらリハビリになれば良いのだが。

気温も20度以上になると熱中症に注意しなければならない。特に車中は温度が上がり易いのでこれからの季節は色々対処しなければいけない。トピはクーラーの吹き出し口がお気に入りなので、後部座席から顔だけ伸ばしている。

買い物から帰って家に着いて、荷物を家に運ぶ時、買い物袋にトピがしがみつく事がある。重いのに更にプラス8キロ強のトピにしがみつかれると前に進めない。海賊としては何か美味しいものにありつくまでは離れないないぞ!と脅しを掛けているらしい。なので、何か美味しいものをあげる約束をすると渋々離れてくれる。あまりしつこ過ぎると怒られるので、海賊としては素早い交渉が大切なのだ。(一番好きなアイスクリームなら尚良しと思っているはず。)

2020年5月19日火曜日

アイスクリーム

朝、ニュースでも観ようかとテレビをつけると、「赤毛のアン」のアニメが放送されていた。懐かしくてそのまま観てしまったのだが、生まれて初めてアンがアイスクリームを食べる話だった。トピもソファに居て、牛の蹄をガジガジ齧っていたのだが、アンが「アイスクリームが食べれないなんて!」と台詞を言った時、トピが「ワン!」と吠えた。トピはアイスクリームが大好物なのだ。偶然かな?とも思ったのだが、その後もアイスクリームという単語が出る度に反応していた。早朝からアイスクリームをあげられないので、トピの吠えるのにはスルーしたのだが、可笑しくて笑いが止まらなかった。テレビにはあまり興味が無いと思っていたのだが、自分の好物の単語には反応するのだ。コーギーのアンリと同じだなぁと感心した。
晩ご飯の後、10本入り¥208の牛乳バー(安くて美味い!!)を1本だけあげる事にしている。トピはとても楽しみにしていて、お酒の晩酌をするおっさんみたいだ。8時過ぎるとそろそろなのでは?ピョンピョン飛び跳ねてアピールしてくる。アイスクリームと言うまでしつこい。最後は大声で吠える!こちらも根負けして冷凍庫から取り出すのだが、必ず冷凍庫までついて来て、中から取り出す所を確認する。アイスクリームを取り出すと、凄い勢いでソファに飛び乗る。「お座りしないとあげないよ」とこちらもついでに躾けをするのだが、アイスクリームがある時だけは、トピは最上級の良い子になる。あっという間に食べ終わってしまうと、残念ながらすぐに海賊に戻ってしまう。
気分転換に防災公園に散歩に出掛ける。何回か行ったので道を覚えたらしい。行きの車中では興奮して鼻を鳴らしている。到着するとハーネスを装着するのだが、尻尾を千切れんばかりに振っている。休憩しながら1時間ぐらい広い敷地内を散歩する。空の広さを感じる貴重な場所だ。

2020年5月1日金曜日

皐月晴

コロナの猛威は思った以上に長引き、外出制限がますます厳しく、マスク無しでは外出も気が引ける。最近トピの散歩時間も早朝ではなく、9時以降になっている。時間をずらすと、あまり人にも会わない。また、脊柱管狭窄症の為、痛み止めの薬が効いてきた頃合いでないと、長時間歩くのが難しいからだ。症状は一進一退である。コロナの影響で病院に行けない。症状を根本から治療するにしても、原因ははっきりしている。今までの生活習慣による姿勢の悪さによって、筋膜が凝り固まってしまい、痛みと痺れが生じているのだ。なので筋膜を剥がすという荒治療を自身で行う事にした。肉離れと同じ痛みが発生する。足の指から腰まで、特に脹脛を念入りに。ストレッチも重要だ。ビタミン剤や漢方薬、湿布薬、効きそうなものは一通り試している。(蓄膿症には、なた豆茶が効きますよ。以前鼻の調子が悪い時に煎じて飲んでました。味も美味しいですよ。)もう暫くはこの状態が続くので、トピには申し訳ないのだが、散歩の時間が短くなってしまう。
ストレス解消の為、週に1、2回、大きな公園に出掛けていた。森林公園は早い時期から閉園してしまった為、防災公園の方に連れて行っていた。家からも比較的近い距離なのと、膨大な敷地なので、トピもお出掛けを楽しみにしていた。広過ぎて、公園の全貌をまだ把握していない。痛みが無くなったら、ぐるっと一周してみようと思う。4月29日から5月6日まで閉園なので、トピには近所の散歩コースで我慢して貰うしかない。

夏野菜の準備を早めに済ませた。今年は毛虫が非常に多い。気温が高いからだろうか。

2020年4月18日土曜日

布団乾燥機

陽気に恵まれると、トピの足取りも浮き浮きしている。
トピのはしゃぐ時の、歩き方が可愛らしい。はしゃぐ時は、たいがい何かしらを取ってくる時だ。怒られるのは分かっていてわざわざ見せびらかしにやって来る。一番困るのは、眼鏡入れである。既に3つ破壊されてしまった。必ず眼鏡入れに眼鏡を仕舞ってから就寝するのだが、問題は起床してからだ。眼鏡を付けてから眼鏡入れをうっかり置いてしまうと、暫くしてからトピがこっそり眼鏡入れを咥えて見せびらかしに来るのだ。発見が遅くなると無惨な状態になっている。
こちらが油断する時をじっくり観察している。脚立に載って物を仕舞う時など、スリッパを脱ぐとすかさず取っていく時は、海賊の本領発揮だ。その後、こちらがお茶を飲もうと椅子に座ると、戦利品を見せびらかしに来るのだ。交換しようかと何かしらのおやつとの交換でやっと返して貰う。なかなか交渉上手な海賊でもある。
月に2、3回はお風呂に入る。シャンプーの時は神妙な顔で大人しいのだが、タオルでふく時になるとだんだん態度が偉そうになってくる。仕上げのドライヤーは、音がうるさいのが嫌みたいなので弱で乾かすと時間が掛かっていた。ふと思い出したのだが、トピは布団乾燥機が好きだ。寒がりなので布団乾燥機をつけると、布団の上に載っかっている事があるのだが(そのせいで、布団が膨らまずやり直しが必要になる)ドライヤーの代わりに布団乾燥機を代用する事にした。音もそれ程煩く無いし、乾かす範囲も広がるので一石二鳥である。乾かす時間も短縮となってありがたい。

ところが困った事が発生した。布団乾燥機を布団に設置しておくと、トピが温風に当たるために布団をめくってしまうという事が度々あった。気持ち良さそうに寝ているので、こちらもそっと見て見ぬフリをしている。

2020年4月14日火曜日

山笑う

山の新緑がとても美しい。桜はすっかり葉桜になってしまったが、様々な木々の芽吹く勢いには、日々驚かされる。
コロナウィルスは世界史の教科書に載っていた、スペイン風邪やペストと同様の印象を受ける。外出するにもマスクが無いと気が引ける。散歩の時はマスクはしていない。マスクをするとトピに取られるからだ。犬用のマスクがあるらしいが、大人しくマスクをしている犬が存在するとは。ドッキリ写真では無い。
先日、狂犬病の注射に行ってきた。1ヶ月ぶりの動物病院なので、前回の注射のことを覚えているかなぁとトピを観察してみたが、診察を待っているワンちゃんの存在に興奮していた。どうやら動物病院は好きらしい。体重は変わらず8.5キロだったので、少しガッカリした。犬用歯磨き粉も購入した。
チキンペーストでトピはこの歯磨き粉が大好物なのだ。まだ歯石が無いので、このままの状態を維持して欲しい。
雨が2日程続いたので、トピを気分転換の為にドライブに出掛けた。トピはドライブが大好きだ。後部座席に固定しているボックスに抱っこして乗せる。以前車から勝手に降りて、とても危険な目に遭ったので、勝手に乗り降りしない様に躾けている。
運転していると、トピは立ち上がって窓に手を掛けて外を眺めている。散歩している他のワンコを発見すると、軽く一声ワンと吠える場合がある。
自分が高い場所にいるから、少し偉そうな気分になっているのかも知れない。
今の時期は暑すぎず寒すぎず、お出掛けするのにちょうど良い季節だ。

杉花粉の時期も過ぎたので、もう少しお出掛けしてあげたいのだが、まだ神経痛が治っていないので長距離歩くのが難しい時がある。ビタミン剤やストレッチなどで症状が軽くなって欲しいのだが、なかなか時間がかかりそうだ。トピの軽快な足取りが羨ましい。

2020年3月31日火曜日

花見

桜の花も5分咲きから7分咲きで、美しい花のトンネルの下を散歩で潜るのはこの時期だけの楽しみである。
桜色は遠くからでも目に付く。人の目線に近いのでトピはいまいち気にしていない。花の蜜をなめている、鳥の方が気になるようだ。
庭にも花が咲き乱れている。アネモネやヒヤシンス、チューリップ、水仙、芝桜、ヒマラヤユキノシタなど、気温の上昇と共に咲いている。
花だけでなく、菜園の野菜も春の雨のお陰ですくすくと成長している。青虫の被害が少ないので春先の野菜は貴重だ。数日前、高菜を収穫して塩漬けにした。漬かり具合を確認すると良い感じで水分が上がっている。水分を絞り、4センチ幅に切り、昆布を入れて本漬けにした。後はジップロックに入れて冷凍保存にすると、長時間食べられる保存食の出来上がりである。物価の上昇に伴い、菜園の野菜は本当に有難い。無駄なく食すようにしている。生ゴミは土に戻して肥料になるので、リサイクルになっている。
春先は気温が急に下がる日があるので、トピの体調は気を使う。
寒いとすぐにお腹を壊すので、天気予報を何度も確認するようにしている。
トピのサッカーボールは、とうとう空気が抜けてしまい、中のゴム部分も無くなってしまった。もはやボールの原型を留めていないが、思い出したように抜け殻のようになった物を咥えてきて、振り回して遊んでいるので、まだ捨てずに置いている。

トピのおもちゃコレクションは日々姿を変えているが、彼が遊ぶ限り、一緒に遊んであげようと思う。

2020年3月21日土曜日

戦利品

コロナウィルスの影響は思った以上に長引きそうだ。夏休み以上に長い休みというのは、余り例が無い。エネルギーが有り余っているのに、何処かに出掛ける事も出来ず、近所の公園は連日満員である。

雨の日は花粉も洗い流され、野菜の新芽も成長し、外の喧騒も落ち着き、色んな意味で一息つける。コロナウィルスの影響で中国では空気の状態が澄んでいるらしい。そのお陰でPM2.5の飛んで来る量が少ない気がする。花粉の影響も今年はマシな気がする。マスク無しで散歩に行けるのでありがたい。

気温の上昇は年々顕著になっているが、4月の下旬に咲く白いアヤメが、もはや咲いている。オリンピックが開催されるのに、夏は猛暑になりそうな予感がする。
昼間の気温も15度以上になると、トピはのんびり寝ていない。窓から覗くと、何やら物色している海賊の姿を目撃する。とは言えそんなに悪さはしていない。車や怪しそうな人に吠えてみたり、一応番犬になっている。

夕方の4時頃になると、勝手口の前で吠えてこちらの様子を伺っている。そろそろ散歩に行かないのかという催促だ。散歩は楽しみなイベントなのだが、たまに途中で(100メートルぐらいで)引き返してしまう事がある。体調でも悪いのかと、こちらの心配を余所に、いそいそと家路を急ぐ。家に着くと急いでハーネスを脱ぐ。
何事かとトピをよく見ると、何か咥えている。公園の落し物のボールを持ち帰っていたのだ。海賊としては滅多に無い宝物をゲットしたので、すぐに家に帰りたくなったらしい。たまに石を持って帰っていたりしたが、ボールは初めてだった。

その後の戦利品は、ボール投げ遊びに大活躍している。 

2020年3月14日土曜日

狼爪

トピが初めて怪我をした。晩御飯を食べた後、薬缶でお湯を沸かしてポットに移している間、背をむけていた時にやらかしていた。振り返ると、トピの様子がおかしい。さっきまで騒々しかったのに、急に神妙な顔をして座っている。近付いてみると、右足首から血が出ている。よく見ると、狼爪と言われる部分の爪が横を向いている。爪を引っ掛けて根元から折ってしまったらしい。
本人も痛みに耐えていて、ウントもすんとも言わない。怪我した瞬間もキャンとか鳴き声を上げなかった。思っていた以上に我慢強い。
その晩は歩く事もあまり出来ないようだったので、抱っこで移動。(ベッドにも)普段は足元よりに寝ているのだが、顔に近い所で寝ていた。とても甘えん坊になっていた。余程痛いのだろう。
次の日は動物病院に朝一番に連れて行った。待っている間は興奮して少し震えていた。前回ワクチンを注射したことを覚えていたのかも知れない。トピの番が来て、先生に手際よく処置していただいた。折れた爪を切る時は少し暴れたが、傷口の消毒と血止め、薬を塗り包帯を巻いてもらった。化膿止めの注射をしてもらう前に体重を測ってもらったら、8.5キロだった。標準ですかと聞いてみると、少しオーバーしているとの事。ちょっとショックだったが、おやつの事とか思い当たる節があるので注意しなければならない。6日分の化膿止めを出してもらった。
家に帰ると、本人もホッとしたのかすぐに寝てしまった。夕方には海賊復活である。しつこく包帯を舐めるので、食べてしまってはいけないので取ることにした。何度も軽く噛みつかれたが、取るとスッキリしたのか、ソファにも飛び乗っていた。

いやはや、こちらも海賊復活にホッとしたやら、ちょっと神妙なトピも良かったような複雑な心境になってしまったが、取り敢えず無事に過ごせて何よりだ。

2020年3月7日土曜日

数日前から、朝の散歩の時、鶯の鳴き声が聞こえる様になった。まだ上手に鳴けず、短歌の上の句に当たる部分だけなのだが、それがまた初々しい。鶯は一年経つと鳴き声を忘れてしまうと聞いた事があるが、本当かも知れない。
トピも鶯の鳴き声に暫く足を止めて、神妙な顔で聞き入っていた。
椿には蜜を舐めるメジロや、梅の木に止まっている鶯を見ると正しく日本画の世界である。

トピは鳥を発見すると本能的に追い掛けようとする。鳩や雀など結構色んな種類の鳥に遭遇する。ハゼの実を食べている鳥に吠えてみたりするが、烏は苦手らしい。遠い距離の時は吠えるのだが、近いと思った以上の大きさにビビっている。烏の存在感はなかなか威圧的である。燃えるゴミの日は烏の出没率も上がる。電線上も気をつけないと糞を落とされる時があるので(1メートル横に落とされた時は危なかった!)トピに烏の存在を教えてもらう時はちょっとだけ有難い。