とは言え、植物は季節に正確である。今は黄色のカサブランカが満開で力強く咲き誇っている。百合も色んな種類が豊富だが、カサブランカの香りはちょっとむせる様な濃い香りである。しかし、人工的な香水とは違ってそれ程不快感はない。文才があれば、色々と想像力が刺激されて詩的な文が浮かんでスラスラと筆が捗りそうな気がする。残念ながら、平凡な脳味噌しか持ち合わせていないので、カサブランカを切り花にして楽しんでいる。飾るときは雄蕊を取っている。花粉が散らばると掃除が大変だし、花が長持ちする。この時期限定のゴージャスな生花だ。
6月25日は、マイケル・ジャクソンの命日である。子供の頃、ミュージックビデオがテレビで放映されていた時、よく見ていた。CDも結構買っていたのだが、それ程ファンであると認識していなかった。亡くなった後に自分がマイケルにとても影響を受けていたと認識する事になった。DVDやCDを大人買いして、改めて曲を聴いたりする機会が増えた。ツアーの練習を収録したTHIS IS IT が映画で上映されると聞き、当時母に見に行く事を勧められた。上映初日の一番遅い時間帯に映画館に足を運んだ。平日だったので、思った程混雑していなかった。初日に映画館に足を運ぶのは、間違いなくマイケルのファンであろうという連帯感がなんとなく感じられた。映画が進むにつれ、踊りや歌の練習をしているマイケルのツアーに対する情熱に心底感動した。上映後、拍手が起こった。映画館での拍手は初めての経験だったが、皆マイケルに対して、尊敬と友愛で胸が一杯だったのだろう。
帰りの運転中、自分が50歳になった時マイケルの様に本気で仕事に打ち込めているだろうかと考えさせられた。マイケルの音楽にはいつも勇気を貰っている。仕事に対しての情熱は残念ながら、程々である。凡人には程々が丁度良い。
トピがお腹を出してひっくり返って寝ている。危機管理がゼロではないのか?といささか呆れてしまうのだが、のんびり昼寝が出来るなんて贅沢の極みでは無いだろうか?その分、夜間11時ぐらいからやたら元気におもちゃで遊び出す。ひと暴れしてエネルギーを発散して疲れないと寝れないらしい。
トピには夏バテは関係ないらしい。