2022年2月22日火曜日

サラダバー


 もはやスギ花粉が飛んでいる。昨年までアレグラを飲んでいたのだが、多い日には効きが弱いような気がするので、今年はジルテックのジェネリック医薬品を飲んでいる。寝る前に一錠飲むと24時間効果が続く。副作用に眠気と記載されていたが、思ったほど眠気は無い。ありがたいことに体質に合う薬の様だ。花粉症だからといって散歩を休む訳にはいかない。

寒さが厳しくなると、鳥も食べ物が少ないのか庭を訪れる事が多くなってきた。シジュウカラやスズメぐらいのサイズなら可愛らしいと思うのだが、ヒヨドリぐらいになると行動が図々しい。南天の実を食べ尽くすと、畑の野菜を遠慮無く突いて食べている。君達のサラダバーでは無いのだよ。

ちょっと怒って追い払ってみる。すると窓ガラスを突いたり網戸に張り付いて見たりと、向こうも反撃して来る。

窓ガラスにシートを貼っているので、ミラー効果のお陰で覗かれる事はないと思うのだが、食卓でご飯を食べていると、いきなり「ゴンッ」「コンコン」と音をたてる。日が沈むまでしつこく嫌がらせが続く。ヒヨドリが来る外窓部分にハッカ油を塗ってみたのだが、あまり効果がない。トピも吠えてくれたのだが全然怖がる素振りも無い。何か良い方法がないか知恵を絞るしかなさそうである。せめて一休さんぐらい何か良い案があると良いのだが。


最近のトピは夜ひとりで寝ている。彼も大人の階段を昇ったのだろうか。しかし、昼間はヒヨドリのしつこい攻撃が鬱陶しいのかリビングのソファから撤退している時がある。網戸に張り付いているヒヨドリはシュールである。

ヒッチコックの「鳥」という映画を思い出す。ヒッチコックの映画のせいで色々トラウマになった人は多いと思う。「サイコ」「めまい」など今でも怖い。今の映画の技術は凄いと思うけど、ゾワゾワする感じはヒッチコックの映画の方が多い。特に「鳥」は自然を侮るなかれと強く印象付けられた。

トピは鳥を見かけるとつい追いかけてしまうが、思わぬ反撃を食らうかも知れないよと教えてあげたいのだが、トピのストレス発散には必要な事かもしれないので、今の所は静観している。

1 件のコメント:

  1. こんばんは。ちょっと嬉しい話がありまして。
    近所にベトナムから研修生として来日している人がいます。二十歳くらいの頃にきて三年働き、契約が切れるので帰国することになりました。「お世話になりました。」「こちらこそありがとうございました。お元気で。」というような挨拶を交わした数日後、新型コロナのせいで飛行機が飛ばなくなり帰国は中止になってしまいました。
    当然本人はがっかりしていましたが、半年後には帰れるはずだと希望をもっていました。でも、半年たち、また半年たち、いつまでたっても帰国できず、2年たってしまいました。会うたびに「帰りたいです。お母さんに会いたいです。」と嘆いているので私たちも悲しい気持ちでいました。
    それが突然、「二週間後に帰国します!」という連絡がきました。本人も急に会社から告げられてビックリするやら大喜びするやらでした。
    コロナウィルスは変異し油断できませんが、少しずつ良い方向に進むよう願う毎日です。
    一方で私も軽い花粉症で鼻がグズグズいって困ったことです。この季節、しばらく辛抱ですね。トピ君はなんともないようで、トピ君、よかったネ。

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