2020年11月25日水曜日

石窟

 朝の散歩をさぼる代わりに午前中に防災公園に出掛ける事にした。トピに「今日は車でお出掛けして公園に行くよ。」と伝えるとすぐに理解したのか、トイレに直行してさっさと大と小を済ませた。こちらが朝食を食べている間も急かしてくる。8時過ぎには出発した。

防災公園はとても広いのと時間に余裕があったので、石窟まで200mという看板がいつも気になっていた初めての道に行ってみることにした。思った以上の下り坂である。そして急な階段。雨上がりだったので、少し嫌な予感がしたのだが、トピが張り切って歩いていく後ろ姿を見ると、途中で引き返すのも興醒めなのでそのまま進む事にした。


急な階段を慎重に降りていたのだが、あと3段というところで油断してしまった。グイッと引っ張られてタイミングで尻餅を付いてしまった。しばらくの間、痛みで立ち止まっているとトピが心配そうに顔を覗き込んでいた。多少お尻が痛いが歩行には差し支えなかったので、そのまま石窟まで進んだ。


小さな小川が流れており、石窟にも水が溜まっていた。小さな祠が祀られている。なかなか風流な場所である。飛鳥時代に二人の皇子が隠れ住んでいたらしい。こんな辺鄙な所に住んでいた事に驚いたが、瞑想するには良い所だし、里にも近いし案外住みやすかったのかも知れない。十年ぐらい隠れ住んだ後、二人の皇子は天皇に返り咲いたらしい。宮中の暮らしは華やかだけど人間関係とかで煩わしいとか思ったりしたのかなぁと、勝手に想像してしまった。


車の方に戻る道中、古墳が移築されている場所に着いた。

だいたい古墳は見晴らしが良い場所にある。好奇心が旺盛なので、

色々失敗も多い。でも新しい発見に出会えるワクワク感には叶わない。なんだかんだで2時間ぐらいの散歩になった。

流石にトピも疲れたらしく、帰宅して足を洗って体を拭くと、

寝床に直行していた。ちょっとはダイエットになったかな?



1 件のコメント:

  1. トピ君、勢い余って木に巻きつきそうになってしまいましたか。元気でなによりです。
    防災公園はずいぶん広い所だと驚きました。これまでのブログで広々した公園だとは思っていましたが、石窟や古墳があるなんて本当に大きな公園ですね。トピ君は思いっきり遊べるので、お気に入りの場所でしょう。
    一週間前、普通にしゃがんで立ち上がっただけなのにギックリ腰になってしまいました。その日はなんとか動けたのですが翌日は立ち上がることすらできませんでした。家族は病院を薦めましたがどうやって?救急車を呼びたくなかったのでじっと寝ていたら、幸い翌日から少しずつなおってきました。日にち薬ですね。年齢が年齢なので日常生活によく気をつけなくてはと反省した次第です。suzuyoseさまはお若くていらっしゃいますが、これから寒くなると足腰に痛みがおきやすいですから、温かくしてお過ごしください。

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